【読書感想】_一生懸命すぎて疲れたら「あやうく一生懸命生きるところだった」がおすすめ
・紹介本:あやうく一生懸命生きるところだった
・本の著者名:ハ・ワン
・本の出版社名:ダイヤモンド社
・発行日:2020年1月
読書感想は。
思わず手にしてよかった。
そうんだよね。自分のことが一番よくわからんのですわ。
一生懸命、結果がでるように仕事もプライベートも生きているのはみんな同じ。
一生懸命、努力したって成果が出るかわからないことに向かっているよね。
それでも、走り続けるとプチっと糸が切れる時もある。
このプチっとなった人や「プチっと直前」の人にこの本はお薦めなんです。
僕も、日々、仕事や過程に全力投球していたときに、もう少し楽になりたいと思わずこの本を読んでしまいました。迷ってたたら立ち止まろう。努力しても報われないのさ。結果ばかり追い求めているから辛さが増してくるのさと教えてもらえました。
今の努力を横に置くことで、今まで見えてこなかった物が見えようになる。
結果だけではなくプロセスを楽しむことで人生が楽しくなり輝きだす。
それを掴もうとする体験談をまとめたエッセイです。
僕自身は外資で働いていたことも在り、結果主義で仕事もプライベートも必要以上に追い込んでやってきましたが、プロセスを楽しむというエッセンスを交えることで、生きやすくなりました。人生ってこんなに楽しいとはしらなかった!考える軸ができました。韓国のベストセラーですがお国が違う日本の方にも共感できます。
お薦めする人
ポイント
1.生きる目標が無いなら立ち止まる
2.立ち止まると同時に諦める
3.人生を歩むコツ
4.無駄足こそ人生の醍醐味
5.後悔の本質とは
6.天職はない
7.お金のために今を犠牲にする必要はない
8.正常なのは思い通りにいかないこと
9.人生とはプロセスを楽しむステージ
1.生きる目標が無いなら立ち止まる
現時点で生きる意味や方向がないなら今必死にやっていることの手を止め、自分自身と向かい合ってみるほうが近道で得策。立ち止まることで新しく見えてくることがあると語っています。
2.立ち止まると同時に諦める
今まで追い求めてきた自分の頭の中にある目標。達成できないなら、塩漬けになる前に手放したほうが得策であろう。失敗したときの出口戦略を作っておく。うまくいかないものを追い求めても、年数という損失が広がるだけで、達成には至らない。さっさと諦めて次の目標舵を切るべき。
3.人生を歩むコツ
何事も新しいことや、チャレンジなことは恐怖が生まれる。恐怖は人を縮ませる。
手放すことで恐怖もなくなり、リラックスが舞い込んでくる。今の自分を理解することでよりリラックスして生きれる。リラックスした人生って超素敵。
4.無駄足こそ人生の醍醐味
女性のショッピングのように偶然の楽しみで一杯の目的のない一歩。これこそが人生を豊かにしてくれる醍醐味かもしれない目的のない、優雅なむだ足を楽しもう。楽しみはそんなときに訪れるのかもしれない。
5.後悔の本質とは
結果はどうあれ、自分で選択してきた人生は、後悔よりもチャレンジと捉える
しかし、チャレンジなかったり少しやって辞めたことは後を引く。
6.天職はない
天職は真実の愛を探すと同じで、見つけれられるものではない。行動することで訪れるものである。無理やり探す必要もないんだよ
7.お金のために今を犠牲にする必要はない
多くの人は、将来のお金を稼ぐために働いているが、それが本当の幸せかといえば違う。将来のためにお金を稼ぐのではなく、今を楽しむためにお金を稼ぐことが人生を歩くコツ
8.正常なのは思い通りにいかないこと
世の中は思い通りにいかなくて当然。社長はより安く従業員を雇いたいし従業員はより高い給料で楽に働きたい。どれもが叶うことなんてない。だから正常なことは思い通りにならないことである。思い通りにいかないと不満たらたらな人は強欲な人。
9.人生とはプロセスを楽しむステージ
映画って、結末だけ見てもおもしろくない。結末に至るまでのストーリーがあるから
楽しめる。人生も同じく、結果だけでは評価できない。結果はそれなりに大事だけど
どんな結末もストーリーと共に味わうことでうまみが出てくる。そう考えると意外と人生は辛くないかもしれない