偶然を楽しむ教科書

素敵な偶然をお届けしたい。

【体験】キャリアは悩むよね。キャリアは偶然つみあがる「メガホンで殴られる喜劇」

キャリアプランってしっかり描ける人はどの程度いらっしゃるのだろうか。
悩みますよね。若ければ決めた目標は狭く感じるし、中堅超えたら大体のキャリアの道が見えてくるので、いずれにしても不安や悩みはつきものかと思います。

 

自分のやりたいことをやって人生を謳歌できればいいけど、やりたいことって何!?というのもちらほらあるかとも思います。私も同じように特にやりたいことってないのですが、チャンス?機会?が訪れ、面白そうだと思ったらとにかく動いてました。


お蔭で、事業のV字回復に遭遇したり、パワハラで会社対ハラスメント者が訴訟ぎりぎりまで行ったりと、積まなくてもよい経験まで体験することができました。


今回は、キャリアプランが立てられず、好奇心と行動力で業界を6回にわたり転職した経験を元に、「キャリアの不安や悩み」がある方に「こんな人生もあるんだから、自分は全然マシなほうだと」少し心を癒していただける記事を書いてみました。

 

こんな方におすすめ
・キャリプランが明確にない
・1度きりの人生だからいろんな経験をしたい
・人生にメリハリ付けたい
・転職を迷っている など

 

上司にメガホンで殴られてもキャリアは築ける

20代に行政や民間企業のイベントを企画・運営する仕事をしていました。
極寒の中でのカウントダウイベントや灼熱の海水浴場での花火打ち上げと当時は予算が潤沢なイベントが多かったので派手な演出がもてはやされていました。あるイベント現場。国宝級のお寺の袂で、盛大なコンサートイベントを開催。私は運営担当者として、参加。社長はメガホンをもって、コンサートのリハーサルに向け指揮をしているところであった。

音響チェックの際にその事件は起こった。道路挟んで向かい側にあるビル工事現場がかなりの騒音でうるさくなってきた。もちろん先方も配慮してコンサート本番の時間帯は音が出ないように配慮してくれている。しかし、いまはリハーサル前の音響チェックである。特に配慮はなく工事は進行している。もちろん騒音も。そのタイミングで社長に交通整理などで使用される拡声器で殴られ、「はやく工事を止めてこい!」と怒鳴り散らされました。


そんな理不尽な指示?感情?でキャリアをスタートしていますが
その後紆余曲折があり、マーケティングという職で飯が食えるようになっています。

 

今いる環境や出来事は人生の一部でしかないと知る

その後、縁あって事業会社のマーケティング部に潜り込むわけなんですが学歴も経験もない僕に機会が訪れるわけです。その時の転職年齢も35歳。当時は35歳転職限界説というのがありました。転職エージェントに登録しても私の学歴、職務経験だと紹介できる企業はないと太鼓判を押されてしまう始末。別のエージェントに登録しても常に同じような回答で書類すら出してくれない。

そのうち1社が「紹介はできないが、直接応募も受け付けているので応募してみては」というアドバイスをいただき、さっそく履歴書を
送付。なんと面談迄行き着くことができました。学歴なし、経験なし採用にもかかわらず、面談で5回、役員面接まで行う状態に。期間は最初の面接から半年かかりました。
おかげで、入社して、エリートさんたちと仕事することが始まりました。

 

好奇心と行動こそが機会を生む
メガホンで殴られるキャリアから好奇心だけでマーケティングへ転身しましたが辛いことも多く、人間万事塞翁が馬ってホントだなとみ思って体験しました。でも好奇心やチャンスかどうかわからないけどやってみるか!とトライしなければいまだにメガホンで殴られているかもしれません。

 

何かしようと行動すると失敗するのは当然です。私も6業界経験しましたが3業界は失敗
目立った成果も出せず、撤収するように退職する経験もしました。逆に、世の中でも知れ渡る事業のV字回復の当事者になることやプロ野球チームの優勝の瞬間に、球場演出のディレクターとして立ち合えたり、様々な機会を得ることができました。


それもすべて好奇心から行動に移った偶然の代物かと思います。
この偶然を計画的に生み出すことがキャリアなのかなと思います。

 

計画的偶発性理論っていうキャリアの考え方もあり、とても共感できることが書いてありますので是非一読ください。


計画的偶発性理論

www.rgf-professional.jp

計画的偶発性理論によると、個人のキャリアの8割は偶然から作られます。しかし、ただそれが起きることを待っているだけでは、キャリアは広がりません。 

予期せぬ出来事が起きた際に行動できるだけの準備をしたり、偶然の出来事に遭遇すべくフレキシブルに行動したりすることで、チャンスが生まれるのです。 


キャリアプランで悩んだ際にはパソコンの手を止めて数日遊んでみてはいかがでしょうか。自分の好奇心、好き嫌いの先にある機会に偶然遭遇するかもよ。

 

今回は渡り歩いた経験からキャリアプランについて書いてみました。
いろんなWEB情報を見てらっしゃると思いますので、なるべく生の声として
お届けしてみました。