【読書感想】_働き方に悩んだら ひろゆきさんの「働き方完全無双」がおすすめ
・紹介のご本:働き方完全無双
・著者:ひろゆきさん
・出版社:大和書房
・発行:2018年9月
読書感想は。
ここまでわりきって生きている人は珍しい。だからこそ著者は人気があるんでしょう。
真似はできないけれど、本著の30%でも割り切って生きることが出来たら心の余裕が感じられるでしょう。著者のやさしさが散りばめてある本著は間違いなく”買い”です。成功の秘訣はたまたまその場所にいたからであり、能力はそれほど関係がない。つまり努力をしても伸びるところは限られている。出来ないことをやろうとするから時間を掛けても品質があがらない。会社勤めでは無理難題押し付けられるが、すべて引き受けると会社も個人も不幸になる。そいう時にNOということが大事で、NOを言うためには自分の貯金も大事になってくる。たまたまを狙うには、新しいことにチャレンジして、成果を急ぎすぎない。まさに僕のたまたまメソッドと同じで、試しにやってみる、いけそうならもう少し食べてみる。そしたらたまたまその場所にいたから成功したなんて話しはたくさんある。難しいことは成果が出くても、続けられること。プロセスを楽しむってことなんだけど手ごたえがないのにすすめていくのは難とも厳しい。精神的タフさが要求される。その際に重要なことは他社との差別化で、人、モノ、金の流れを作ることだそうです。
しっかり読めば2時間程度。お薦め章だけなら1時間程度で読めます。
サクサク読めますが2度、3度見返しながら読んでも良いかと思います。
印象に残っている言葉は。
「マーライオンの戦略を見習え」
まさにこれは、観光名所を作ろうとして、あえて作った建造物です。
シンガポールは歴史がなくて、特に見るものが何もないから、とりあえず、みんなが見に行くものを作ろうとしてマーライオンが建てられた。なんでもいいから作ったら、そこに勝手に価値がついてくるのです。
ここでもたまたまメソッドが発動しています。マーライオン恐るべし!
お薦めの章は。
【序章 まずは「個人」と「社会」を分けることから】
◆すべてを決めていたもの、「神」
◆「守り方」を無双せよ
◆「頑張っている人」の足を引っ張るな
【第一章 能力なんてものは存在しない)
◆「新しいこと」にはとにかく首をつっこんどけ
・ある日「ゲタを掃く」瞬間
・「結果」はすぐに求めるな
・「著述家が最強」説
◆「イヤなこと」をやめるためのスキルが人生を楽にする
・「勇気ある行動」がブラック企業をなくす
・「答えがない仕事」はきっぱり決断する
・ゲームと割り切ればいい
◆手っ取り早く能力以外の部分で「レア」になれ
・「貯金」があなたを自由にする
・「お金がたまる人」の思考法
・「快感」って知ってる?
◆「人に好かれるか、嫌われるか」問題に最終結論を
・「有名になること」のデメリット
・嫌われても平気な僕の原風景
・「笑顔の人」は損しない
【第二章 あなたが会社に殺されないために】
◆「ブラック企業」から身を守る方法、まとめといた
・ブラックさを「ラッキー」に買える
・個人がブラック化するかも
◆若者よ、「ベーシックインカム」を前提に生きよ
・日本は今、どんな状況?
・「生活保護」戦略
◆ひろゆき流「さっさと寝る」術
・脳をだませば眠れる
・眠れることはメリットづくし
◆パフォーマンスを保つロジカル「健康」ルール
・「世界最高齢の女性」の食事
・「絶食」の進め
・「依存」は無くせ
【第三章 会社がずっと生き残るわけないじゃん】
◆結局、「仲のいい会社」が生き残る件
・「ランニングコスト」を下げられるか
・やはり「地方」がコスパ最強?
◆そもそも事業は「なくなるもの」である
・生産性か、付加価値か
・「弱い個人」も戦える
◆「優秀なやつ」と「新しい産業」の足をひっぱるな
・「よくわからんもの」を恐れるな
◆イス取りゲームではなく「イスを増やす人」を応援すればいい
・「職人」は一国を支えられない
・「国内向けビジネス」はジリ貧
◆上に立ちたいなら「何もしない雄ライオン」たれ
・「トラブル」はお好き?
◆死んでも「オワコン業界」は選ぶな
・「コンビニ店員」は生き残るかも
【終章 日本はこうやって生き延びろ】
・60年代の街並みを残すキューバ
・マーライオンの戦略を学べ
・スイスの「没落」のすすめ