【読書感想】_ゆるーく生きたくなったら、ちきりんさんの「ゆるくかんがえよう 人生を100倍楽にする方法」がおすすめ
・紹介のご本:ゆるくかんがえよう 人生を100倍楽にする方法
・著者:ちきりんさん
・出版社:株式会社イースト・プレス
・発行:2013年12月
読書感想は。
ゆる~く肩の力を抜いて生きてみようかな。みな努力しているし、一生懸命生きている。そんな生き方している人ほど辛い毎日を送っているのはなんとも心苦しいことです。かく言う私も、毎日苦しんでいる一人です(笑)
競争社会に巻き込まれて完全に自分の人生のコントロールができておりません。肩に力を入れず、楽に生きたいと思った際に手にした一冊。戦略的に楽に生きるためにはどうしたらいいんだろう。労働が嫌とかではないのですがどうしてもうまくいっていないことを感じる。隣のあの人は、気にせずすいすい働いている。自分には今の仕事が合っていないんじゃないか。などなど、常にぐるぐる同じ部分をまわっています。まるで自分の尻尾を追い掛ける犬のように。
本書のおかげで、自分の尻尾を追い掛けて高速で回転している自分が、ぱっと気が晴れてその遠心力の力を活用してパッと飛び立てる状況になる自分になれました。
楽になるから全部辞めましょうというのではなく、また辛いことこそ人生という日本人にアリがちな「苦行」でもなく、まずは、「楽しくて、楽で、価値のあること」を目指そうということから自分のための人生なんだから自分の為に行きましょう。そして世の中は思っているほど辛くはないので楽観的に行きましょう、人生を楽しみましょう、ということまでフォローされていて、楽しくなる人生の指南書のようになっています。
すべて実践数る必要もなく、この中から自分にサポーティブな内容を抜粋して小さく試して前に進む手ごたえを感じるだけでもしめたものです。
気になった章立てを書いておきます。大体1時間くらいあればさっと読める内容ですので是非ご一読を。
ちきりんさんのように締めくくりは「そんじゃーね。」
おすすめの章は。
◆目標は低く持ちましょう!
◆人生は早めに諦めよう!
◆日本はアジアのイタリアに
◆欲望を取り戻せ
◆自分に近いものにこだわりすぎるのはやめよう
◆維持費がはぐくむ自由
◆稼ぐべき時、払うべき時
◆儲け方、そして、儲けられ方
◆貯蓄が増えない理由と、体重が減らない理由
◆災い転じて福となそう
◆勝てる市場を選ぶ
◆「成長したい!」だけではダメ
◆「人脈づくり」は多分無意味です
◆分を知る
◆性格は変えられる
◆自分の表現方法と出会う