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ベンチャーってぶっちゃけどううなの!?悩むその①大企業か、ベンチャーか!?

大企業かベンチャーか。悩みや不安ってあるよね    

キャリアを考えるうえで、自分の強みやキャリアビジョンがあり自分はどうありたいかが肝となるですよね。でも、そんなにしっかり自分を持っている人は少ない。
自分の強みを生かすにはと言っても、自分の強み?てな場合や、明確にこれだ!これで飯食っていける!という人も少ないのかなと思います。

また最近はベンチャー企業(中小企業)も多く求人が出ており中途採用以外に新卒でベンチャーっていうこともあるかと。

 

そんな時に、大企業とベンチャーどちらに進むべきか。
迷ったら茨の道を選べ!的な格言にのっかりベンチャーっていうのもちょっとなと。

そんな悩みや不安や、一般論でなくてやばいベンチャーの話を聞きたいという新卒や転職の方向けに実際にベンチャーを3社歩いて約20社のベンチャーを深くかかわることができた私の知見から悩みの解消とまではいきませんがひとつの考えとしてとらえていただける生の情報をお届けします。

 

一般論での大企業orベンチャー比較は、世の中に多くの記事があるのでそちらをご参照いただき、この記事では、私が見てきたもうすこし生々しいことを書いておきたいと思います。

 

キャリアとは、ある意味目のまえの材料から選ぶしかないことも多い    
大企業かベンチャーかを考える前にまずはキャリアについて考えたいと思う。
最近は大企業かベンチャーかだけではなく、起業、フリーランスという選択肢もあるため、キャリアを広げれば広げるほど迷う。
ただ目の前には、そこまで選択肢が広くないことも現実。
つまり、目のまえに揃っている材料で、ある程度は意思決定しなければ前に進めないことも多い。
多くの人は就活(転職)活動していると、大企業、中小企業スタートアップなどが目の前に転がってきがちになる。
そして企業規模など一般論に惑わされることが多くなる。
    
大企業かベンチャーか。一般論では悩みや不安は解決できない    

日本には中小企業含めて400万社以上あるらしい。そのうちベンチャー企業の区切りが明確ではないがベンチャービジネス年鑑掲載企業数の内訳では合計2600社、技術系ベンチャー企業の経営実態では、4635社という数字感から、ざっく1万社くらいが、対象となるとします。特に新しい技術がない中小企業も合わせるとさらに数は多くなるでしょう。大企業は、社数は数は少ないが、部門を分けるとかなりの数に上る。
これだけの数になると、一般論で良し悪しや向き不向きが語られるのもわかる。
ただし、外見や一般論に振り回されると不安が先行して迷いしかでなくなる。


その迷いは、結婚相手をロングヘアーか、ショートヘアーか背が高いか低いかどんなタイプが自分にぴったりくる彼女(彼)なのか、迷っているのと同じで「その人」の内面の観察がないため起こると感じる。

 

同じように、ベンチャーというのは1万社前後あり、うまく、「ベンチャートップ100選」などに選ばれたベンチャーに入社できればそれなりに社風、指示命令系統、キャッシュフローなども揃っているが多くのベンチャーや中小企業は地盤も出来上がっていないことも多い。客観手的に分析するにはその業界が右肩上がりなのか下がっているのかなど調べて分析することは当たり前で、その「企業」を外側から客観的に分析する力も必要となる。
分析することで、人となりが分かり結婚してもよいか判断が出来ると思う。

そこまでやってもプレゼンがうまく、見た目はピカピカ、中身は技術も何もない張りぼてベンチャーを見分けるのは難しい。
どれだけしらべても、入社しないとわからないことのほうが多い。ネットで口コミ検索をしても出てこない。

 

大企業でもベンチャーでも、自分のやっている仕事の成果が上がらないとつまらない。
成果を左右し、適度なストレスで活動できる環境を見つけ仕事や会社にハマることが大切となる。それが実現する要素は、大企業かベンチャーかや、仕事内容、組織規模、社風よりも、半径5m以内の人間関係により左右されることが多いと思います。

張りぼてベンチャーかどうかも外から見極めるには厳しい。そして最も重要な半径5m以内の人間関係は入社前には調べようがない。

 

半径5m以内が企業内での生存率を変える    
一緒の部署の人、上司、部下、定例会議のの参加者。デスクの横の人、100人未満の組織なら役員、そして社長。その人により、キャリアや成果は変わり、自身の成長も変わる。もちろん、ストレスを受けるのも半径5mの人間関係が最も多いと思われる。
例えば、従業員1万人の会社で、社長室から全社へのお達しで、社訓に変更があったからしっかり読み込み自身の日々の活動に反映させなさい!と指示が来てもストレスで胃に穴が開く人は少ないとと思う。
しかしながら、一緒に仕事をしている同僚、上司と会話がかみ合わないというだけでストレスは増大する。
隣の席に座る人はどんな人か、週3回程度MTG接触する人はどんな人か。面接で会った上司となる人は切羽詰まって人間性が丸出しになったらどんなタイプかなどは入社前にはわかりようもない。


このレベルになれば、場を乗り越える柔軟性と運しかないのである。
柔軟性は生まれ持った性格やビジネス経験もあるかと思うが舵取りには限界もある。大きな要素は運や偶然であることも否定できない。
この偶然を計画的に呼び出そうとすることはできるがまた違う機会に書きたいと思う。
    
半径5m以内の人間関係が良好で仕事内容がどうであれ、のっかっている船(会社)事態が問題ければ意味もない。
プレゼンだけがうまく、技術もない張りぼてベンチャーに入らないようにベンチャーってぶっちゃけどうなの!? その②「張りぼてベンチャーの見分け方」についてお伝えし出来ればと思います。

 

大企業かベンチャーかという大きな括りで悩むより、入社する企業について入社の検討をすると、悩みや不安の種類も変わってくるかと思います。そして、半径5m以内の人間関係をイメージしながら面接すると、完璧にはわからなくても、相応の働くイメージはできるかと思います。